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市政報告第8号(平成29年6月発行)

安全で安心な地域を取り戻すために

平成29年3月、本市児童の命が奪われるという大本痛ましく、あってはならない事件が発生してしまいました。この場をお借りし、若くして輝かしい未来を奪われてしまった故人と、そのご遺族に心より哀悼の意を表します。その後、地域の思いが集まり6月に発足した安全安心見守り隊には、8月23日現在で31団体、1,161名と多くの方々にご協力いただいております。
安全で安心な地域を取り戻すために、公共機関である松戸市ができることはなんでしょうか。また、地域に暮らす私たちにできることはなんでしょうか。今回の市政報告では、このことについて皆様と一緒に考えたいと思います。

安全安心は、公助だけでは達成できません

今回の事件を受け、松戸市が実施した対策の概要は、表1の通りです。
事態に臨機応変かつ柔軟に対応した本市の対応については、市長をはじめとする市役所関係各所の不休の対応によってなされたものであり、公共機関が行える”公助”としては最大級の対応であったと考えます。
ただ、この表をご覧いただければわかるように、実はこのような事態に対し市役所だけで実施できることには「パトロール強化」「ドライブレコーダーや防犯カメラ設置」など限りがあります。
そのような意味でも、今回松戸市が行う対策の多くは、皆さんによって自発的に行っていただいている防犯活動や、子ども達への教育活動などの”共助”や”自助”をサポートすることが中心となります。
では、公助では達成できない事はなんでしょう。市内に住む皆様に実施していただきたい事はどのようなものでしょう。
以下では、皆様の連携によりお願いしたい”共助”と、皆様一人一人に心がけていただきたい”自助”について詳しくお話します。

公助と共助の連携で、安全安心な地域を目指します

これからの防犯対策は、市が地域やそこに住むすべての人々と手を組み、一丸となって推進していく必要があります。このため、松戸市ではこのたび地域の方と連携し、安全安心見守り隊を発足しました。
すでに隊員になっていただいている方、この隊員証をご覧になられた方も多くいらっしゃると思います。ただ、「安心安全見守り隊って、なんなの?」という声もよくいただきます。
ここでは、一問一答形式で安全安心見守り隊を説明しようと思います。

Q1 安全安心見守り隊ってなに ?

地域を見守ろうと考えていただいている方、自分の子どもが心配なので見守りされたい方、そんな方々の思いが集まって発足した包括的な地域防犯の組織です。運営を行う事務局は松戸市役所に設置している、松戸市公認の組織です。まずは六実六高台地域で試験的に運用します。

Q2 安心安全見守り隊はなにをするの?

通勤や買い物時、散歩や庭仕事など、屋外に外出する際には隊員証を身につけていただき、短い時間でも移動しながら防犯活動に参加していただきます。

Q3 誰が参加できるの?

六実地域にお住まい・お勤め・ご通学の方であれば、どなたでも参加できます。

Q4 朝早くから夜遅くまで都内で仕事しているから、参加できないなあ。

そんなことはありません!
従来の防犯活動では、早朝や深夜の見守り活動は困難でした。サラリーマンの方など、朝早くのご出社時や夜遅くのご帰宅時間帯に見守りをしていただけることで、今まで実施できなかった見守りが実現できますので、そういう皆様にこそ、ご参加いただきたいです。

Q5 私は学生だから、あまり関係ないかな。

そんなことはありません!
学生の皆さんは、大人が見守る存在でありつつも、同時に自分より小さな子ども達を見守ることができます。是非ともご参加いただきたいです。

Q6 どうやったら参加できるのかな?

主旨にご賛同いただけ、隊員として活動されたい方は、六実六高台地区の各自治会ほか地域の小中学校などを経由して申し込んでください。申請書の記載事項に基づいた身元を確認させていただいた後、六実支所にて隊員証を発行いたします。

Q7 そうなると、今までの防犯組織はいらなくなるのかな?

そんなことはありません!
従来の防犯ボランティアを運営されてきた方々は、組織的・定期的に防犯上重要な時間帯で見守り活動を行っていただいており、その効果は見守り隊の活動では補完し切れないものです。従来の防犯組織に変わるものでなく、見守りの目を拡張するものとお考えください。
もちろん、従来の防犯ボランティアの方々にも見守り隊にご参加いただきたいですし、見守り隊の活動から興味を持っていただき、いずれは、より本格的な防犯ボランティアにご参加いただけることも期待しております。

それでもなお、大切な自助

ここまで、松戸市が取り組んでいる見守り強化・ハード面強化・情報連携などの”公助”、新たに欲し区した安全安心見守り隊の狙いである”公助と共助の連携”についてお話をしてまいりました。しかし、ここで忘れていただきたくないのは、一番大切なことは、自分の身は自分で守らなければならないということで、これを”自助”と言います。
とはいえ、まだ小さなお子さんに「自分の身は自分で守りなさい」というだけでは、意味がありません。そこで、各小中学校を中心に行われているのが安全教育です。
一例を挙げますと、六実小学校では平成29年6月13日に開催された授業参観フリーデーにおいて講師の方をお招きして全校児童・近隣の小中学校長・学校評議員・スクールガード・そして保護者を対象にした防犯教室と、児童を見守る大人達を対象としたミニ集会を開催しました。
防犯教室では、講師の方が具体的な例をあげながら安全な登下校の仕方、自分の身の守り方を教えてくださいました。
今、子ども達に必要なのは、いたずらに不安を煽る言葉ではなく、このような具体策の教育です。
松戸市では、このような安全教育を、警察・警備会社など専門家の協力も仰ぎながら積極的に推進して参ります。

おわりに
安全安心にはゴールがありません。それでも。

今回の市政報告では、松戸市の取り組む防犯対策と、それらを活用しつつ松戸市に住む皆様にご協力いただきたい事についてお話しをさせていただきました。
皆様が日々ご尽力いただいていたにもかかわらず、悲しい事件は起こってしまいました。お子様を持つ保護者の皆様の抱かれたご不安・ご心配は大きく、防犯ボランティア活動をされてきた皆様のやるせない思いは計り知れません。それでも私たちは、今を生きる子ども達が輝かしい未来に羽ばたいていけるような良い地域、子ども達が安全で安心に暮らせる地域を取り戻すために、決して立ち止まってしまってはいけないと、強く思います。
私は松戸市議会議員としても、また松戸市に住む1人の市民としても、安全安心な松戸市にしていくために、先頭に立つ覚悟で一掃の努力をする所存です。皆様におかけましても、今回取り上げた「安全安心見守り隊」のように、少しずつのお力でも構いません。是非ともご協力をお願い申し上げます。

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