まずはじめに、3月11日の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
この地震により、我が松戸市も少なからず被害を受けました。今や、日本全体を巻き込む程の大規模災害になったと言えます。
この未曽有の災害から復興するため市議会議員に求められるのは”より一層市民の皆様と情報を共有し、ともに市政を考えていく姿勢”だと考えます。
これからも市政報告・ブログなどを通じ積極的に情報を“発信”するとともに、現場1000回の精神で精力的に皆様の声を”受信”して参りますので、より一層のご教授・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
なお、皆様が今まさに抱えているご心配を少しでも和らげられればと、下記に近隣の避難場所・市政の連絡窓口・参考になるホームページなどをまとめてみました。
まだ余震も続いておりますので、万が一の被災にも冷静な対応ができるよう、安全確保への万全の構えが必要です。皆様一人一人が情報の収集に努めていただくとともに、被災発生時の動きや連絡方法・協力体制などについて、今一度ご家族・ご近所で話し合ったり、確認しあったりしてみてはいかがでしょうか。
1:応急救護所・・・・・・応急救護のための場所が確保される施設
2:収容避難場所・・・・住居を失うなど、引き続き避難を必要とする人を収容保護できる建物
3:避難場所・・・・・・・・災害が拡大し危険な場合に一時的に避難できる場所
松戸市役所防災課 047-366-7309
※近隣以外の地域で被災した際も、「多くの学校が収容避難場所になっている」ことを覚えておけば冷静に行動することができます。
松戸市立病院は、昭和42年に現在地に開院して以来、診療科や病床数の増加に伴い増改築を繰り返してきました。
このため、施設の老朽化や耐震性の低さが指摘され、早期に建替えることが求められています。
松戸市は平成22年6月13日の市長選挙の結果を受け、本郷谷市長のマニフェストに従い検討委員会を発足し、現地建替えについての検討を行っており、その最終答申が平成23年3月28日に報告される予定です。
当初、市長のマニフェストにおいて謳われていた建替え事業費64億は、その後コンサルタント会社による試算によ
り173億に膨れ上がるとともに、工事期間6年3カ月中の減収額は、実に62億円にものぼると報告されています。
また、とある新聞社が職員向けに行ったアンケートでは、「(現地建替えが決定された場合)7割の職員が退職する」というショッキングな結果も示されています。
さらには、先の大地震により、耐震性の低さがもたらすリスクが現実的なものとなっています。工事着工から終了まで6年3カ月以上にも及ぶ建替え案では、市民の皆様が安心して病院を利用できる日は、気が遠くなるほど先のこととなってしまいます。
このことから、最終答申を待つまでもなく、もはや「現地建替えのメリットは少なく、2年間で完了する移転方式を採用すべき」と私は考えます。
市民の皆様が安心して生活できる体制づくりのため、松戸市では以下の対策を講じます。
平成23年度より、新たに3施設を設置します。この施策が、待機児童ゼロに向けた大きな一歩になればと願っております。
松戸市における特別養護老人ホーム待機者は1,500名程度であり、この数は今後増加することも予想されます。
松戸市では平成23年度より、新たに2棟の特別養護老人ホームが設置されます。また、平成24年度以降、順次1棟ずつの設置を目標に、高齢者の皆様、高齢者を介護する立場の皆様が安心して生活できる体制づくりに積極的に取り組んで参ります。
放課後KIDSルームとは、学校施設を利用し、小学生が放課後等に安全に安心して活動ができる場所です。
小学校の図書室を開放し、教職免許等を持つ常駐の支援スタッフにより、読書支援や学習の支援が行われており、子供たちの居場所づくりや学ぶ機会を提供する優れた取り組みだと考えております。
平成23年2月21日より六実第二小学校でもスタートし、現在市内の3学校で実施されています。
実はこの事業、私が市議会議員になってはじめての質問事項に関連したものだったので、事業開始の喜びもひとしおです。
現在はまだモデル事業の段階ですが、この取組みが成功し、将来的には全小学校へ拡大していくことを期待しております。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。