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号外(平成26年10月発行)

六実六高台を”住み続けたいまち”に!

六実駅周辺の再開発は今、最大で最後のチャンスを迎えています。

六実駅周辺地域については、かねてより再開発に向けた議論が行われております。再開発準備組合を設置し、近年では駅前だけでなく広く付近住民の参加を募った六実まちづくりワーキンググループを設置し検討を進めて参りましたが、合意形成は難しく、大きなチャンスに恵まれないまま現在に至っておりました。
そのような中、六実駅周辺の再開発を促進する幾つかのチャンスが同時に訪れています。
それは、「市長が六実駅周辺のまちづくりを重要課題の1つとして掲げたこと(右表参照)」、「国の新方針”コンパクトシティ”が駅を中心としていること」、「東武鉄道が中期経営計画に六実~逆井間の複線化を掲げていること」、「東京オリンピック開催に向け成田の東京を結ぶ松戸市にも再開発推進の期待が高まっていること」です。

もしかすると、これが最後のチャンスかもしれません。

その一方で、残念ながら、六実駅の再開発を考える上での不安材料があります。それは「駅前再開発を検討する方々の高齢化」と「六実駅利用者数の減少傾向」です。
チャンスが期限あるものであること、時間が経過すれば状況が悪化してしまう危険性があることから、今回のチャンスは、言わば「最後のチャンス」なのではないかと考えています。
このチャンスを活かすため、近隣住民の皆さまはもちろん、市・県・国と連携し、再開発への道筋を整えて行くことは、六実に住む市議会議員である私の役割です。実現に向け是非、皆さまのご意見をお聞かせください。

 

“災害が発生しても安心できる”地域づくりに向けて

“六実発”の避難所運営会議が、市内全域に展開されます!

東日本大震災の記憶も新しいところですが、昨今では集中豪雨や竜巻による災害も多発しております。このことからも、防災対策の重要性は日々高まっていると言えます。
災害時にも慌てず、安心できる基盤づくりのためには、なにが大切でしょうか?
私は、行政の仕組みづくりはもちろん、なにより実際に災害に直面する地域住民の皆さまの意識の高まりが大切だと考えます。
そのような中、昨年より六実三小学区でスタートした避難所運営会議は、災害発生時の避難所運営を地域住民と市役所、小学校が一体となり考える、とても先進的な取り組みです。この会議は今年度より六実小学校区でもスタートし、六実二小学区でも今年度中に開催予定です。
私はこの試みを市内全域に展開したいと考え、平成26年9月の定例議会で質問をしました。回答内容より、市役所はこの会議体を重要な先行事例として認識しており、今後市内全域に広めていく予定である事がわかりました(上表参照)。
地域住民の皆さまのご尽力により、市政をより良い方向に発展させることができました。

まだまだ足りない市の防災体制、その改善が私の使命です!

避難所運営会議には設立当初から協力させていただきましたが、地域住民の皆さまの意識が醸成される一方で、行政の抱える問題がいくつも顕在化しました。
残念ながら、現時点における松戸市行政の防災体制は、まだまだ十分とは言えない状態であるというのが私の抱く認識であり、同時に強い危機感を感じております。

冒頭でも申し上げた通り、防災対策は待ったなしの課題です。
松戸市を”いつ災害が発生しても安心できる”地域にすることは、避難所運営会議を立ち上げ、松戸市防災体制の現状と課題を認識した私の使命です。
今後、各地域での避難所運営会議を維持発展させるとともに、市の抱える問題や課題の解決・改善に邁進して参りますので、今後とも皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

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