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認知症サポーター養成講座

本日、六実4丁目町会が本市の介護予防推進担当室に依頼した認知症サポータ養成講座が開催されましたので、報告いたします。

休日にもかかわらず、町内から60名を超える方に参加いただきました。ご年配の方の姿が目立ちましたが、私よりも下の年齢の方もかなりいらっしゃり、町内の意識の高さを感じられました。

講義内容(1):認知症を理解しよう

講義は介護予防推進担当室の本田さんにより行われました。かなり場数を踏まれているのでしょうか、時折冗談を織り交ぜながらも、的確で具体的な内容のレクチャーには流石だなあと舌をまきました。

講義内容(2):介護保険制度について

介護認定のしくみやケアマネージャーは何人まで受け持てるのか等かなり突っ込んだ質問にも丁寧に答えていただき皆さん納得の表情でした

所感

講座を受講しての感想は2つあります。
1点は、出張講座の質の高さです。
場数をこなしている市の職員による講座は、的確で分かりやすく、そしてすぐに役に立つ情報が満載でした。このような講座をもっと積極的に活用し、例えば小中学生に対して講座を開くような機会を持てば、子供達にも有益な知識をもたらすことができそうだと感じました。
もう1点は、認知症サポータ養成制度はもっと推進すべきだと言う事です。
今回の講座を受け、恥ずかしながら私自身も初めて知った事がたくさんありました。恐らく、会場で受講された皆さんも多かれ少なかれそうだったと思います。
認知症になった方々は記憶は欠落してしまうこともあるけど、精神はしっかりとしている。そして、自分の記憶が欠落してしまっている事を、回りの人の反応から感じ取ってしまっているので、日々不安を抱えて生きている。
だからこそ、認知症にかかってしまった人の尊厳を守る事はとても大切な事で、そのためには地域の人々が認知症について正しく知り、みんなでサポートしてあげるべきなのだと感じました。
現在、千葉県には10万人の認知症患者がいると言われており、20年後には倍の20万人になるという新聞報道がありました。将来の松戸市で、たとえ認知症になってしまった方がいても、その人も最後まで尊厳を持って生きられる地域を作って行けたならば、それこそが幸せな社会なのではないでしょうか?
そのような社会を将来に遺していけるよう、積極的に働きかけて行きたいと考えています。

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